オッズの比と差を説明するときのサンプル

 前回の勉強会で紹介されていたオッズ比の比と差を説明するときのサンプル。

試験A
100人中20人
100人中10人

試験B
100人中 2人
100人中 1人

 試験AはRR=0.5、試験BはRR=0.5。
 だから結果はいっしょ?・・・・ではないですね。



差をとってみましょう。
 試験AのARR=0.1
 試験BのARR=0.01

つまり、
 試験AのNNT=10
 試験BのNNT=100。

 よって、治療の効果についての論文だったら、試験Aの方が効果があることになる。