イシューを見極める1週間の予定


 アクティブな課題を書き出すと、いくつくらいになるでしょう?
 デビッド・アレンによると、ふつう100くらいはあるようです。すぐにそのプロジェクトの質を高める行動をはじめてもいいのですが、プロジェクトそのものの本質的な解のキーは何か?よく考えてはどうでしょう。そもそもの課題設定が間違っていることも多い。病院においても「圧倒的に生産性の高い人」のアプローチを見ると、たくさんの成果よりも、一撃必殺のものすごい結果を打ち上げています。よくまあ、あれだけ忙しいのに!とビックリしてしまいます。


 テキストにしている「イシューよりはじめよ」より、一週間のフローをメモしました。

月曜日 イシュードリブン、見極め

1.一次情報を死守する、2.フレームで情報スキャン、3.知恵がでなくなる手前でやめる=集めすぎない知りすぎない。それでも、イシューがわからなかったら、基本作業を繰り返す。

火曜日 仮説ドリブン、ストーリー流れ、仮説ドリブン、アウトプット

1.イシューを答えがでるサイズまで分解、2.分解したイシューをストーリーライン、3.個々のサブイシューに必要な分析・検証のイメージをまとめる

水曜日 アウトプットドリブン骨格検証
木曜日 アウトプットドリブン骨格検証

答えありきではない=イシューは、質問だから、都合のよいデータだけではなく、"イシューからはじめる=正しく答えを出す見方"でフェアな姿勢に立つ。

金曜日 メッセージドリブン報告、論文

聞き手は賢いが無知=ロジックから入りその中で花をドバーッと咲かせる。


 まずはテキストどおりに繰り返しやってみましょう。きっと時間の使い方や、そもそもの問題に突き当たるはずです。そもそもの問題はたったの2%。解決できるのは、そのうち半分の1%。時間は大切です。


これから)ガラスの靴で有名なシンデレラになりたいという女性の夢はまんざら悪いものではないと思っています。シンデレラの物語は「シンデレラが継母の娘たちより圧倒的に魅力的である」という前提で話が成り立っています。しかし、シンデレラはその靴は自分にしか履けない。それを知りつつ、片方わすれたとしたら?。シンデレラは、王子と結婚するというISSUEを見極め、解決できる解を見極めたのです。たぶん。

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」