その時に「できること」だけ

響き渡る遠雷が
新しい春を告げたら
飛び立っていく
真夜中のNightingale
(「真夜中のナイチンゲール」、竹内まりや

 片づけ=雑事ではない。片づけ=物の組織化であろうと、思います。「暮らし」をはじめるようになってから、家政の奥深さには、いまも関心させられます。アイオワ州大学では、早くから「家政学」というコースがあり、家庭生活を科学的に管理する事で効率性が高まるという事を学ぶのだそうです。その家政学から誕生したのが、プロフェッショナルオーガナイザーという分野。



 そのなかでも、私でも継続できていることが、
「<できること>をその時にやれるだけやって、次に進むこと」です。



1.クレームの80%は、「遅い」が理由
 どうして、「遅い」ことになってしまうのでしょう?。能力なんて、どんなに頑張っても限界があります。相手もそれを、わかっているはずです。「遅い!」=「放っておかないで」というのメッセージがある。だから、せめていまの状況だけでも伝えておく。コミュニケーションを、常時接続にしておくと展開が変わるはずです。


2.後戻りせず、一方向にその場でやりきってしまう。
 その場でできることを、やれるだけやる。完璧はめざさない。80%で合格とする。80%づつで、一周もすれば、たいていのことは片づく。2周する余裕があれば、もういうことなし。


3.あなたは一人しかいない。
 どんなにがんばっても、1つの時間枠にあなたは1人しかいない。一定のリズムのようなフローになって、リズムが聞こえてきたら、いい感じですね。



気づき)
 ・小さな生活も、大切にすることから
 ・デニース・スコフィールドさんで、掃除を学んだなー。
 ・さて、ゴールデンウィーク。メモリを解放しよう。

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