自分のことが楽しみになる自分になろう!

考えるのは好き。
4歳の頃は何もできなかった。
でも哲学の授業を始めて考えるのようになって色々わかるようになった。
(映画『小さな哲学者たち』)


 8月20日(土)に、鈴木敏恵先生の未来教育プロジェクト全国大会『 意志ある学びー未来教育プロジェクト2011』が、開催されました。多くのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。


 2年前は参加者だった私も、今はいくつかのお手伝いをさせていただけるようになり、多くのすばらしい方々との出会いをいただいています。私は、学生や職員の成長に責任を持つ立場になり、何も学んでいない自分に気づきました。迷いながら、ロジックを求めたところ、 Project-Based Learning に出会えました。



1.インテグレートして場を持てば、未来がやってくる
 「ひとことでいえば、インテグレート(統合)」とリハビリ室の課長が、後日感想を伝えてくれました。ちがったものを組み合わせて、全体として1つになったときの成果は、何でしょうか?。楽しみですね。



2.勉強したテキストはすべて横において、自分に問う
 「勉強してきたテキストを閉じて、すべて横に置きましょう。あなたが頭で考えていることは何ですか?」という主旨のフィンランドの教科書が、紹介されました。コピー&ペーストではなく、自分の考える部分で、これまでのインプットが何を生みだすのか、それはそれは、楽しみです。



3.そして、自分のことが楽しみになる自分になる
 現実のにある多くの課題のなかで、悩み、調べ、しばらく横に置いて、寝かせて、発酵を待つ。しばらくして、自分からでてくる答えに期待する。生きる力とは、知識移動の反応ではなく、課題を発見して、自分で仮説が作れる過程。このサイクルがまわるようになると、「自分のことが楽しみになる」自分になるのだと思います。



 現場は常に理論より、最新です。そのことも肝に銘じながら、臨床と理論の往還をしたいと思います。



気づき)
 ・子どもたちが、お手本かも
 ・5年後に、国内のプロジェクト学習の手法は、大きな転化を迎えている
 ・ヴォルフビジョンの書画カメラは、ズームとピント合わせが抜群!

ポートフォリオ解説書(全3巻セット)

ポートフォリオ解説書(全3巻セット)