小さな哲学者たちにもらう「気づきの世界」

はじめての思い出?
はじめての思い出っていうのは、たっくさんのことを思い出せる思い出のことよ。
その思い出は、どんどん、どんどん、思い出されるの。
初恋もそうでしょ。だから、はじめてっていうのよ。
『はじめての思い出って?』4歳、女の子


 高校の友人の勧めで、映画「小さな哲学者たち」を観ました。年中組の4歳から年長組5歳にかけて、子どもたちは、パスカリーヌ先生の「哲学のアトリエ」で先生を囲み、キャンドルが灯ると、対話を始める。月に2〜3回、1回約20〜30分間のセッションドキュメンタリー。


<こちらで様子が見られます>



ドキュメンタリーなので、その教育セオリーには、フォローが必要です。
気がついた点を3つ。



1.グループディスカッションで「否定」(他人と私の見えている世界は違う)を学ぶ
2.たとえ真似であっても、自分で語ることで「再帰的な視点」が生まれる
3.子どもは余計なことを考えず、ダイレクトに命題に入れる(大人よりチャンスがある)




気づき)
 ・知識よりも、概念を問う
 ・「〜〜って、なに?」で反応がなかったら、「〜〜って、何色?」とフォーカスを絞る
 ・無限の可能性をもらう気持ちで!