パーソナルポートフォリオでわたしを紹介 薬学生実務実習(02)


(実習2週目の初日に、パーソナルポートフォリオで自己紹介!)



 実習1週目に、パーソナルポートフォリオの作り方について、説明をして、2週目の初日に、パーソナルポートフォリオで自己紹介をしました。



 「パーソナルポートフォリオを作ってみよう!」を学生や職員にやってもらうときに、私が気をつけていることがあります。



 それは、自分のパーソナルポートフォリオを作って見せる、ということです。


 私のパーソナルポートフォリオには、学生のころの論文、患者さんや職員からもらった手紙、寅さんの家の間取り、認定証、気になる感染症の事例、ファミレス大人飲み会のレシート、会いたかった人との写真、朝起きの時間割、ディズニーランドのファストパス…。などが入っています。

 これを見せると、指導者と学生との距離感がぐっと近くなります。パーソナルポートフォリオには、その人の経験の俯瞰できるから。



 学生が、オモシロイっ! という顔になったところで、

 鈴木敏恵先生の作り方、コツを紹介します(以下)
 そして、日にちを決めて、楽しくやりましょう!と声をかければ、大丈夫です。

< パーソナルポートフォリオとは >
ポートフォリオ(Portfolio):直訳すると紙ぱさみ、建築家やデザイナーの作品集です。
・これまでやってきたこと、自分のセンスや個性、夢を1冊のファイルにまとめます。
・アルバムは過去のことをとっておくためのものですが、パーソナルポートフォリオは末来に活かすためのものです。


< 作り方 >
ロファイルを用意する(100円均一ショップ等で売っているA4版クリアポケットファイルでOK)
ロ引き出しに入っているもの、アルバムなどから素材を集める。気になったらとにかく入れてみる。
ロ「自分をほめながら集める」のがコツ。「よく頑張った!」「このときは楽しかった!」と、今日まで
やってきたことを楽しく振り返りましょう。


<作るときに気をつけること>
1 入れるものには必ず「日付」「出典」「場所」を添えること(情報には確かさ、根拠が必要となる)
2 前から順番に「時系列」で入れていくこと
3 そのときの様子、気持ちを添えておくとわかりやすい
4 そこにいたる過程、物語(友達からの励ましの手紙、ぽろぼろになったノートなど)を入れましょう


(「パーソナルポートフォリオをつくりましょう!」鈴木敏恵より)


気づき)
 ・まずは、自分で作って見せること
 ・ファイルは、本当に100円のクリアなものがいい
 ・作り方は、この動画を参考に!
  http://mirai-project.net/jissen/00_3.html