滾々と湧いてくる場所から 薬学生実務実習(28)


(コンコンと現場から課題や気づきは、湧いてくる・・・)


 さて、前回は3人の学生が、ゴールを書いてきました。


 薬学生が作成したゴールシートには、

・薬剤師の仕事って何なのか、知ってほしい
・褥瘡回診のときのもうちょっと知識があれば
ヒヤリハット報告を分析したら、何か解決策があるのではないか
・リハビリ室の人たちによくしていただいたので、何かできることがあるのでは?

 など、さまざまな願いも、記されていました。


 鈴木敏恵先生からアドバイスをいただきながら、これを整理してみました。

 すると、、、こんな感じ。

(1)病院薬剤師って? (職業の認知、仕事が何なのか)
(2)病院のなかで (チーム医療、医療安全、他職種)
(3)患者さんに寄り添う (薬・治療方法という個別ではなく、生きた患者さんに寄り添う)

 このなかで、薬学生が、病院で学ぶことは何か?

 おそらく(3)でしょう。


 学生たちは、ちょうど1つめの病棟が終わり、受け持った患者さんについて症例報告をします。
 そのことと関連させて、ゴールを相談してみようと思います。


気づき)
 ・状況下でコーチングをする
 ・患者さんを幹にして、派生的に学べる
 ・重要なことと、非重要なことの区別も

 ポートフォリオとプロジェクト学習&薬学生
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