ASという日々


 
 セレクトショップBEAMS WOMEN'S 秋冬キャンペーンで「LIFE AS CINEMA」というキャッチコピーを見つけて、あっ、うまいな、と。



 私たちは経験をしてから、感情を抱いたり、価値に気がつく。つまり、映画のような生活ね、と後付けされる関係性です。それは、LIFE like CINEMA とか LIFE is CINEMA というように。生活の中にCINEMAを見つけたり、見出したり、または気がつくという、CINEMA in LIFEのような関係性です。



 一方で、LIFE AS CINEMAは、もうすでに、生活はシネマ。朝起きてから、太陽におはようをいって、朝食を食べ、着替えてドアを開けるところから、生活シネマがはじまっている。映画みたいに生きてみようって。



 場面の前にコンセプトを期待することは、いろいろなシーンでいきてくる。
  ・人と会う前に、自分にない価値を期待する
  ・行動を1つ変えてみようと思いながら本を1冊読む
  ・意図しながらも、気楽にファインダーを向ける



 もうすでに、価値があるものとして、そのシーンを経験する。
 LIFE AS CINEMA。



 いいですね。



気づき)
 コンセプトを期待しながら接したら、すべての輝きがちがう