薬害を覚悟する本 ２）怖くて飲めない!―薬を売るために病気はつくられる

　「まあ、ガイドラインも製薬会社の手が回っちゃっているし。」
　２冊たてつづけに製薬会社が病気を作り、その薬を売っている現実を考えたら、私たち薬剤師の役割は何だろうと真剣に悩んだ。
　そこに、中堅医師が「まあ、手が回っちゃっているし。」何でもないこの発言に救われた。憂いているのは、私だけではない。本当に必要な薬は何か、考えることがはじまる。

怖くて飲めない!―薬を売るために病気はつくられる (ヴィレッジブックス)

　原著は、こちら「みんな病気になっちまえ」

Selling Sickness: How the World's Biggest Pharmaceutical Companies Are Turning Us All Into Patients