2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
スタッフへの教育、子どもの習いごと、そして自己研鑽。どのタイミングで、手を差し伸べるのか?、みなさんは、迷う瞬間はありませんか?。 安土桃山時代から続くという深川神明宮の社務所で、ある小学校の校長先生から講話をいただく機会がありました。校長…
セレクトショップのBEAMS WOMEN'S 秋冬キャンペーンで「LIFE AS CINEMA」というキャッチコピーを見つけて、あっ、うまいな、と。 私たちは経験をしてから、感情を抱いたり、価値に気がつく。つまり、映画のような生活ね、と後付けされる関係性です。それは、…
この雑多な寄せ集め(ラプソディ)においては、入れるには及ばないほどくだらない主題など存在しないのである。モンテーニュの「エセー」を読んでいると、「あらためて自分がもっている素質について感謝するということ」というテーマについて、ふと、書きた…
「決める人」がチームの中で決めるべき課題について提案や仮説を用意せずに、そのままチームメンバーでディスカッションをしたらどうなるのか?、試してみました。というのも、決める人である私も決定的で有力な提案がその場に持ち込めなかったという事情が…
時間というものはない。 あるのはただ、無限に小さな現在だけである。 (「文読む月日」レフ・ニコラエヴィチトルストイ) 睡眠薬や抗不安薬として、多く処方されているベンゾジアゼピン系を長期に服用した場合の、薬物依存や副作用、そして減薬するための手…
プライバシーとプブリックネスは互いに相容れないものではない。 実際、その二つは互いに支え合うものだ。 (「パブリック」ジェフ・ジャービス) あくまでも、自分を軸にしながら、相手について自分が「ん?」と思ったことについて、小さな声でトーンを下げ…
「生のごくわずかな部分にすぎぬ、われらが生きているのは」 (「セネカ哲学全集1」セネカ) 時間の管理には、いくつもの方法が提案されています。そもそも時間を管理したいとは、「その時間の行動を管理したい」という要望だと思います。そうすると、時間…
ぶうと云いって汽船がとまると、艀が岸を離はなれて、漕ぎ寄せて来た。 船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている。 野蛮な所だ。 (「坊ちゃん」夏目漱石) ある日、女の子(たぶん4歳くらい)に「未来ってなに?」と聞いたら、「みらいって、これからひとが…
聖人は、無為の事に処り、不言の教えを行なう。 (老子) 20代のころに、UNESCOで日本の薬害を発表をしたことや患者会のニュースレターにエッセイを連載していたことを見つけ出した若いスタッフが、「自分と同じ年なのに、どうして、あんなにいろいろやって…
よく注意してほしい。 その名前を教えられる前、君は、ただ自分は自分であると思っていた。 (「14歳からの哲学」池田晶子) 副作用の定義について、あらためて確認をしておきたくなりました。というのも、ふだん「副作用」というけれど、その定義って何なの…
最上のもの をこの世に生み出したいという願いは、 意志となり、私の持てるものを高めてくれました。 プ ロジェクトは人間を成長させます。 (「プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく」鈴木敏恵) ポートフォリオとプロジェクト…
読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である。 (「読書について」ショウペンハウエル, Arthur Schopenhauer) 読書のことについては、これまでも何度か書いてきました。ただでさえ、小さなスペースの本棚を整理したくなりましたの…
明日を当てにすることを少なくしようとするためには、今日をしっかりと確保しておけばよい。 先延ばししているあいだに人生は走り過ぎてしまうのだから。 (『セネカ哲学全集5 倫理書簡集I』セネカ) ポートフォリオに何を入れたらいいのかわからない、と…
君が本物の人間にならなくちゃダメなんだ。 本物を見抜けるのは本物だけなんだ。 ここには動かせない対応があるんだ。 (「14歳からの哲学」池田晶子) スタートアップが新人や学生にとっても重要であることは、間違いありません。学ぶための期間が限られて…
適切な「思い」と「つながり」を大切にし、「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をするとき、 経験から多くのことを学ぶことができる (「「経験学習入門」松尾睦) 新しいスタッフや学生を受け入れながら、私自身も振り返り(reflection)をしています。…
うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。 このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。 (「三四郎」夏目漱石) 新しい人との出会いが予定されている初日は、いつでもちょうどよい緊張感に包まれます。…