2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえ医師が「そんなことはない」といっても 薬学生実務実習(49)

たとえ医師が「そんなことはない」といっても、 本当かな?っと、思っておくことも必要 薬学生が凝縮したテーマポートフォリオについて、 発表をしたあとに、指導薬剤師がひとこと。 薬学生が、他の病院の医師に電話で、処方や副作用のことについて確認をし…

患者さんとうまくいかなくても 薬学生実務実習(48)

患者さんとうまくいかなくても、 患者さんに会いに行かなきゃいけない。 それが現場だから 薬学生が凝縮したテーマポートフォリオについて、 発表をしたあとに、指導薬剤師がひとこと。 薬学生が、患者さんとの面談で少し落ち込んだ時に、 この指導薬剤師は…

決めたテーマを一点にして発表する 薬学生実務実習(47)

(「発表する日時はいつ?」、「それまでにどのくらいの時間があるの?」、「限られた時間でデキることは何?」) 発表を、いい機会にする。 学生にとっても、見聞きする参加者にとっても、貴重な時間。 発表前に「プレ発表」の時間を確保し、何を伝えるのか…

前向きな心に声をかけよう 薬学生実務実習(46)

いよいよ学生実習も最終。症例発表やテーマポートフォリオの仕上げです。 鈴木敏恵先生からいただいた3月13日のコメントを再掲します。 「カットするとしたらどこ?」より「絶対に残したいところは?」と問うたほうが、価値化されやすい「自分が大事にしたい…

「聴衆は無知だが賢い」ので本番前にプレ発表 薬学生実務実習(45)

(本番前に、プレ発表。必ず本番の発表のときには、もっとうまくできるはずだから) うまく。 うまく、というのは、自分が伝えたかったことの中心がわかる。相手が興味をもって理解できるように話せる。そして、その場を楽しめる。「聴衆は無知だが、賢い」…

ゴールは大きすぎず小さすぎず3 薬学生実務実習(44)

最後に、こちらです。 「突然、患者さんの副作用が判明した場合のアプローチの仕方」を提案します。 これも、いいですね。 いかがでしょう? 気づき) ・「突然、患者さんの副作用が判明」・・・その場面もテーマにいれる? ・副作用の内容をこのテーマに具…

ゴールは大きすぎず小さすぎず2 薬学生実務実習(43)

つぎは、こちらです。 透析アミロイドーシスによる慢性疼痛の症例に接したときの アプローチの仕方について、提案します 解決策も、いっしょに見たいですね。 いかがでしょう? 気づき) ・接したときとは、具体的にどんな場面なのでしょう? ・痛みをもって…

ゴールは大きすぎず小さすぎず 薬学生実務実習(42)

学生のみでプレ発表をしています。手書きで準備をしているようで、それぞれが発表をして、今回はお互いにアドバイスはしていません。 テーマになる「表題」は、こんな感じで作成されています。 悩んでいる様子が、下書きからもわかります。 ゴールの設定って…

最後が見えてくる第10週こそていねいに 薬学生実務実習(41)

テーマポートフォリオの再構築をしています。 最終の発表前に、鈴木敏恵先生からアドバイスをいただき、以下のようにプレ発表を仕込みました。 0309金 学生同士で再構築をプレ発表する お互いにアドバイスはしない 0315木 指導薬剤師も参加して再構築をプレ…

ビジョンとゴールと「情熱」 薬学生実務実習(40)

ブログの最終回に書こうと思っていたのですが、学生実習に取り組みながら、必要なのは「情熱」だろう、と思っています。 ポートフォリオとプロジェクト学習は、鈴木敏恵先生にご指導いただきながら、ここまでやってこれました。新刊「プロジェクト学習の基本…

自分でコーチングができる環境 薬学生実務実習(39)

(薬学生が集まる部屋の壁に貼ってあるチーム目標) これから実習に向かう薬学生のために、実習を経験した私たちがつくる 『こうすればできる!患者さんの症例へ接したときのアプローチの仕方』提案集をつくる! 学生3人は、それぞれに発表にむけて準備中で…

自分の成長は「自分の差」で見る 薬学生実務実習(38)

(どの港を目指すかわからなければ、順風が吹くことはない。) そして、プレ発表の前と後がわかるように、 そのときの「原案」をとっておくことにしましょう。 beforeとafterの変化がわかるように「原案」をしっかりとっておきましょう 他者の声、評価の度に…

発表をして他者から「気づく」チャンス 薬学生実務実習(37)

(「こうしたい」と「こうすべき」の狭間で私たちは揺れ動かされ、そこには、揺るぎない時間がある。) 最終日までの日程を決めました。 0309金 学生同士で再構築をプレ発表する お互いにアドバイスはしない 0315木 指導薬剤師も参加して再構築をプレ発表す…

再構築は「まとめ」ではないぞ 薬学生実務実習(36)

(「方向づけのベース」は、相手を配慮しながら、物事を理解したり、評価したり、関連する課題を解決したりすることです。) 実習も9週目に入りました。 学生たちは2つ目の病棟に徐々に慣れながら、先週決めたゴールに向かって、テーマポートフォリオに取…

同じ一瞬はないから 薬学生実務実習(35)

(自然も人も同じ一瞬は、ない。自作もできない。「そこで何があったのか?」シーンをカットしよう) さて、 これから実習に向かう薬学生のために、実習を経験した私たちがつくる 『こうすれば、患者さんの症例へ接したときのアプローチの仕方』提案集をつく…

実習中でいちばん困った場面は、なに? 薬学生実務実習(34)

(こんな図を描いてみた・・・) 壁に貼り出したテーマは、こちら。 これから実習に向かう薬学生のために、実習を経験した私たちがつくる 『こうすれば、患者さんの症例へ接したときのアプローチの仕方』提案集をつくる! 図を描きながら、学生に話しかけた…