2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな哲学者たちにもらう「気づきの世界」

はじめての思い出? はじめての思い出っていうのは、たっくさんのことを思い出せる思い出のことよ。 その思い出は、どんどん、どんどん、思い出されるの。 初恋もそうでしょ。だから、はじめてっていうのよ。 『はじめての思い出って?』4歳、女の子 高校の…

登場人物と役割の「場」に生きている

動的秩序は自己生成する。 (『生命を捉えなおす』清水 博 ) HACKシリーズなどで著名な小山龍介さんが研究員として活躍されている「場のワークショップ」に参加させていただきました。わずか参加者7名というスモールグループでの2時間30分のセッション…

自分のことが楽しみになる自分になろう!

考えるのは好き。 4歳の頃は何もできなかった。 でも哲学の授業を始めて考えるのようになって色々わかるようになった。 (映画『小さな哲学者たち』) 8月20日(土)に、鈴木敏恵先生の未来教育プロジェクト全国大会『 意志ある学びー未来教育プロジェクト20…

「場面」を問えば、答えは返ってくるのだから

生きる上で意味を持つのは,他人との出会いだけだ。 そして移動しなければ出会いはない。 移動がすべてを生み出すのだ。 『歌うクジラ』村上 龍 「プロジェクト学習」県立保健福祉大でのファシリテーター2日間が終了しました。先生方、参加者のみなさん、そ…

「なんとなく全員に」よりも、「この瞬間にこの人に」が効くプロジェクト学習

我々の不完全な人生には、むだなことだっていくぶんは必要なのだ。 もし不完全な人生からすべてのむだが消えてしまったら、それは不完全でさえなくなってしまう。 『スプートニクの恋人』村上春樹 県立保健福祉大学で看護学校の先生方向けにProject-Based Le…

一生の時間なんてごく限られているから

一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに一生が終わってしまうんですよ。 『精神と物質』利根川進 感染制御の認定…

自分の記憶を自分の手から手放すために。Evernote「3つのノートブック」

雑踏のなかで、私の神経は 三百六十度旋回したものの 私の電磁波にかかったものは 今日もなかった 『始発駅で』しののめ・あや Evernoteのノートブックを3つにしてみて、4ヶ月経ちました。 自分の記憶が自分の手から離れる。この方法はいい感じです。 1.…

バーチャルとリアルの接点がだんだんと連続となり

モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる! 『機動戦士ガンダム(第3話)』シャア・アズナブル (Char Aznable) 子どものころ、ガンダムの世界はちょっと先の未来で、実現するとまじめに思っていました。ちょっと先のすごい…

256GBの思い出が終わりを告げる前に

そんな自分の理屈を、ディックは薄っぺらの「アメリカ的」なものとして嘲った。頭を使わない口先だけの理屈をアメリカ的と呼んでいるのだった。 (『夜はやさし』フィツジェラルド) やってしまいました! Dropboxのデータがすべて消えてしまった…。 一昨日…

「いまはどう?」ひとり暗闇にすーっと落ちよう

(夕暮れ時の岩井海岸から望む富士山) “Without great solitude no serious work is possible.” Pablo Picasso 「まめにやってるねーっ!」と病棟の看護師長が、わざわざ薬局に顔をだしてくれました。何かと思ったら、先週のプロジェクト学習(Project-Base…