大学の普遍教育で3分間プレゼン


ステージに立った時、自分が一番上手いと思え。
ステージを降りたら自分が一番下手だと思え。
エリック・クラプトン


 大学の普遍教育「視聴覚教育メディア論」で鈴木敏恵先生の講義に参加させていただきました。自己紹介の時間を3分間いただき、「大学生活とくすり」についても短いプレゼンテーションをさせていただくことに・・・。

 ところが、これまで何度もプレゼンテーションはやってきましたし、短時間でスタッフと決断することに慣れていたはずなのに、マイクを持つ寸前に鈴木先生に「ちょっと待って!」と声をかけられました。



1.準備をしたら必ず「他者」に見てもらおう!
 このお誘いをいただいたときに、大学生ってどんな気持ちで普遍教育の授業を受講してるのか、想像しました。そして、自分がこれまで20年近く薬剤師をやってきて伝えたいテーマがいくつも湧いてきてしまいました。紙芝居にして、20枚分。このまま、大学に向かってしまったのです...。


2.3分間で伝えられるメッセージは、1つ
 講義室でそのまま鈴木敏恵先生を前に話をしてみると、とても3分では終わらない。伝えたいメッセージが多すぎるし、資料の文字は小さい。一人リハーサルと本当に他者に対して練習するのは、気づくことが違う。先生に「学生に本当に伝えたい願いは何?」と声をかけていただき、「自分で自立して、健康に生活をしてほしい」という1つにしぼれました。


3.発表はどうだったのだろう
 準備が不十分だったことを悔やみつつも、いただいた3分を台無しにしてはいけないので、精一杯話をさせていただきました。期待される役割をやり切るしかない覚悟です。この発表が終わった後に、クラプトンの言葉「ステージに立った時、自分が一番上手いと思え。ステージを降りたら自分が一番下手だと思え」をいただきました。



 学生から私へのメッセージは、心温かい言葉ばかり。
 鈴木敏恵先生、学生のみなさん、ありがとうございます。
 くすりは、考えて飲みましょう!
 
「鈴木敏恵の未来教育ポートフォリオ
 http://miraikyouiku.jugem.jp/?eid=170
 →こちらのブログでも紹介いただいています。


気づき)
 ・いただいたメッセージは、本当に感動的
 ・大学生や市民に薬剤師がアプローチするテーマはたくさんあるな・・・
 ・1つでも行動が変わるような提案を!


プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく

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