薬害を覚悟する本16)組織は存在することが目的ではない
- 作者: P.F.ドラッカー
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/11/10
- メディア: 単行本
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たしかにこの1冊を「薬害を覚悟する・・・」に推薦するには、誤解を招くかも知れない。
しかし、本書の原題はThe Effective Exectiveで、経営トップだけではなく、とくに知識労働knowledge worker、つまり今や多くの組織で働く者にDruckerが書いた1冊だ。
そして、サリドマイド禍を引用しつつ、以下を説く。
組織は存在することが目的ではない。種の永続が成功ではない。その点が動物とは違う。組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。しかるに組織が成長するほど、特に成長するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は組織の中のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果を忘れていく。
これから)寒中ランニング、研究日、次期の理事長決め