やっぱり直感を信じていい「片づけ」の極意

本当の人生は、「片づけたあと」に始まる
(『人生がときめく片付けの魔法』近藤 麻理恵)


 久しぶりに選んだ「片づけ本」は、とても刺激的でした。

 学生時代に、野口悠紀雄さんの「超」整理法を六本木の本屋で、衝動読みして、書類が片づいた。もともと物はためこまない性格なので、部屋もデスクも問題なかったのですが、この1冊は、本屋で「どうしても、読んでくれ」という直感に引き寄せられ、一読。



 よかったです。
 やっぱり、私の直感は、正しい。


 そして、著者も「モノを手にとってときめくかときめかないかを感じるか」で判断せよ、と述べている。
 直感同士の引き合いを感じました。



1.モノを手にとって、ときめくか、ときめかないかを感じるか。感じないなら、捨てる。
2.一気に、短期に、完璧に。「モノ」ごとに片づける。順番は、洋服→本→写真。
3.私たちが生きているのは「今」です。「思い出品」を残すか捨てるかの判断基準も直感。




 これだけです。



 半生を片づけにささげてきたという著者だけあって、私がこれまでにうまくいったことも、しくじったことも、同じ経験をされていることにも共感。やはり、実践の結果の提案というのは、根拠がなくてもOKと信じたくなる。そんな気合いすら、感じました。



気づき)
 ・片づけ初心者は、もちろん、挫折してきた方にも
 ・もれのないキャッチアップ+逆説的な仮説+実現の可能性=うまいな
 ・blink(第一感)には、僕らでは理解できない何かがある


人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法