ストレス対策は、まず「自分に気づく」ことから

たやすくなる前は、何もかも難しいものだ。
ゲーテ、たぶん)


 スタッフのメンタルヘルスについて、何人かの精神科医に「何に気をつければいいか?」を聞いてみました。すると、「寝ているか、食べているか、休日は休めているか、この3つをまず確保すること」、とのこと。個人差があるので、「変化があったら要注意」だそうです。



 職員面談では、その人がふだんどうか?、必ず聞くようにしています。
 私が聞くのですが、「自分で自分を意識しよう」という流れにもっていきたい。



 産業カウンセラーさんから教わったストレス対策の重点は、時系列でこの4つ。

  1.自分の状態に気づくこと
  2.生活リズムの確立(とくに睡眠)
  3.しっかり休養
  4.何でも話せる仲間、家族がいること


 眠れているか、食べられているか、休めているか、自分の状態を自分が知っていること。生活のリズムを作ろうとしていること。無理がつづくようだったら、責任者に、はやめに相談をする。言いづらいなら、仲間のスタッフでもいいし、相談室でもいい。スタッフの体調変化に気がついたら、責任者は、はやめにまず話を聞くこと。就労条件の変更や休みの確保も検討すること。責任者は、自分自身がまず元気な笑顔でいること。


 簡単そうだけれど、本当にできているかな?
 たやすくなる前は、何もかも難しい。



気づき)
 ・そういえば、先週の急性胃腸炎は、つらかった・・・
 ・つらい感情だけで話さない
 ・何がそうさせているのか、事実で確認する